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探偵の浮気調査の費用相場|1時間の目安と、相談に出た実際の金額

最終確認日 2026-10-11(公開 2026-10-11)

浮気調査の費用相場と実例のイメージ写真

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夫の浮気を調べたくて探偵を探し始めたものの、見積もりを聞いて、返事ができなくなった。ご相談でも、そんな声がとても多くあります。

浮気調査の費用は、会社によっても、調査の組み立て方によっても、大きく変わります。この記事では、実際のご相談に出てきた金額の例を軸に、料金のしくみ、空振りになったときの扱い、費用倒れを防ぐ考え方を順番に説明します。

先に結論:1時間2〜3万円が目安、総額は数十万円規模になりやすい

  • 調査費用は1時間あたり2〜3万円程度が目安です。人数や条件で変わります。
  • 実例では、数時間で10万円前後、空振りが続いて合計50万円、証拠が取れても合計100万円といった金額が出ています。
  • 空振りでも料金がかかるのが一般的です。費用を左右するのは「どの日に調べるか」を絞れるかどうかです。
  • 調査費用が、取れる慰謝料より重くならないか。見積もりの前に、見込み額と並べて考えることが大切です。

相談に出た金額の実例

次の金額は、ご相談に出てきたものです。調査の条件がそれぞれ違うので、比べるためではなく、規模感をつかむために見てください。金額は丸めてあります。

場面 金額の目安
探偵費用の目安 1時間あたり2〜3万円程度
調査員2人で尾行する場合の見積もり 3時間で10万円前後
別居後に調査を依頼し、空振りが続いたケース 合計50万円ほど
ホテルの出入りの証拠が2回分取れたケース 合計100万円ほど
探偵と弁護士の費用を合わせたケース 200万円近く(慰謝料の見込みは100〜150万円ほど)

「安い」と言える金額ではありません。ただ、数万円で済んだという話より、数十万円がかかったという話のほうが目立つのが実情です。調査が長引くほど、人件費が積み上がるためです。

相談の例:1時間いくらかかる?数日前でも頼める?

複数の相談をまとめた例です。

  • 費用は1時間あたり2〜3万円程度が相場とされる。
  • 数日前の依頼でも、調査員の空きがあれば受けてもらえることがある。
  • ただし、契約は調査の前に書面で済ませておく必要がある。当日に口約束では動けない。
  • 事務所選びでは、金額もさることながら、信用できるかどうかの比重が大きい。

別の相談では、調査員2人での尾行は3時間で10万円前後という見積もりもありました。同じ時間でも、調査員が何人つくかで金額は大きく変わります。尾行が車と徒歩の両方になれば、さらに人手が必要になります。

なお、金額を詳しく聞いても、「1時間いくら」だけで総額は決まりません。何時間、何日分を見込むかで、最終的な金額がまったく違ってくるからです。

探偵の料金体系は大きく4種類

料金の出し方は、会社ごとに違います。どれが安い・高いとは一概に言えず、自分の状況に合うかで選ぶことになります。

料金体系 しくみ 注意点
時間制 1時間あたりの料金×調査時間 長引くと費用が増える
パッケージ 時間数をセットにして料金を決める セットの時間を使い切れないことがある
成功報酬型 結果に応じて報酬が決まる 「成功」の定義を契約前に確認
着手金+成功報酬 先に着手金、あとで成功報酬 合計額と、返金の条件を確認

ご相談でとくに多いのは、「証拠が取れなかったら費用は安くなるのか」という質問です。これについては、証拠が取れたかどうかで費用が変わらない会社が多く、完全な成功報酬を採る会社は少ないのが実情です。

依頼者が調査の日時を決め、空振りでも、空振りでなくても料金がかかるプランがほとんどです。一部には、空振りのときの保証や割引をつける会社もあります。そうした特典があれば、契約書に書かれているはずです。口頭の説明だけで安心せず、書面で確かめてください。

見積もりに入ってくる主な項目

総額は、次の項目の足し算で決まります。

  • 人件費:調査員の人数と、調査時間による
  • 車両費:車を使う尾行の場合
  • 機材費:カメラなどの機材を使う場合
  • 報告書作成費:写真と調査内容をまとめる費用
  • 交通費・実費:ガソリン代や高速代など
  • 延長料金:予定の時間を超えたときの追加料金

ガソリン代や高速代などの実費が依頼者の負担になる会社も多いです。遠い場所での調査では、この実費が効いてきます。また、夫が会う場所が自宅から離れている場合は、その近くで探したほうが、急な依頼を断られにくいこともあります。実際に、夫の動きを知って急いで依頼しようとして「今からでは間に合わない」と断られることもあります。

遠方や単身赴任の場合の考え方は、遠方・単身赴任の夫を調査してもらえるかで整理しています。

費用が変わる4つの要素

探偵が相談の最初に聞くことは、そのまま費用を左右する要素になります。具体的には、次のような質問です。

  • お住まいの都道府県
  • 調査する相手(夫)との関係
  • 夫の普段の移動手段
  • 夫の仕事が不定期か、暦どおりか
  • 密会の日程が絞れそうか
  • 浮気相手についてどこまで分かっているか

これを費用の面から言い直すと、次の4つになります。

  1. 移動手段:車で動く夫は、尾行の体制が必要になり、費用が上がりやすくなります。電車や徒歩が中心なら、体制が軽くて済むことがあります。
  2. 仕事のリズム:暦どおりに働く夫は、ある程度の規則性が見えやすく、日程を絞りやすくなります。不定休や出張が多い夫は、絞るのが難しくなります。
  3. 日程の絞り込み:会う日が分かっていれば数時間で済み、分からなければ何日も待つことになります。
  4. 浮気相手の特定:相手が分かっていない場合は、密会が終わって解散したあと、相手を尾行して自宅を特定するのが基本の流れです。その分の調査が上乗せされます。

相手の特定の考え方は、浮気相手の住所・名前は探偵で分かる?にまとめています。

相談の例:高額な見積もりに驚いた/空振りで50万円かかった

複数の相談をまとめた例です。

  • 探偵の事務所を数軒回ってから決める。高額な見積もりを出す会社もあるので、1社で決めない。
  • 数社に相談に行くと、1社目がかなり高く、比べて初めて相場感がつかめることがある。
  • 料金は調査時間が長いほど加算される。会う日が分かっていない状態で依頼すると、空振りが増えて費用がかさむ。
  • 費用を抑えるカギは、怪しい日をできるだけ絞ること。ただ、これがいちばん難しい。
  • 見積もりの前に、金額が高いのか安いのかくらいは把握してから面談に進む。直接会うと断りにくい雰囲気を出す会社もある。

調査費用は「時間」にかかるので、空振りを減らすことがそのまま節約になります。夫の予定が分かる手がかり(スケジュール、出張や休日出勤の言い訳が出た日、帰宅が遅い曜日の傾向)を、依頼の前に整理しておくと、調査日を絞りやすくなります。

費用を抑えるために、自分でできること

費用は、調査日を絞れるかどうかで変わります。そのために、先にやっておきたいことがあります。

  • 夫の曜日ごとの行動パターンをメモする
  • 出張・休日出勤などの言い訳が出た日を記録する
  • 問い詰めたり、夫のスマホを無断で操作したりして、警戒させない

警戒させない、という点は、費用にも関わります。勢いで夫を問い詰めてしまい、あとから「しばらく警戒されて、証拠が取りにくくなった」と悔やむ人は少なくありません。調査をする前に動きが察知されると、日程の絞り込みが難しくなり、そのぶん費用がかさみます。

自分で何をどこまでやってよいかは、探偵に頼む前に、自分でできる調査とできない調査に書いています。

探偵に相談するときの進め方

相談が無料の会社も多いので、まずは話を聞いて、見積もりを取ってみてください。複数の会社で比べるのが基本です。

見積もりをもらうときに確認したいのは、次のことです。

  • 探偵業の届出があり、届出証明書を営業所に掲示しているか
  • 契約前に重要事項の説明書があり、契約後に契約書面がもらえるか
  • 見積もりが総額で、延長料金の条件や、実費の扱いも書かれているか
  • 調査が空振りだったときの費用の扱いが決まっているか
  • 会社の事情で調査を打ち切る場合の扱い(打ち切りの条件と、その時点の請求)
  • 「必ず」「成功率100パーセント」といった言い方をしていないか
  • その場で契約を急がせないか

探偵業法で、届出と契約前後の書面交付が定められています。ここが曖昧な会社は、避けたほうが安全です。見分け方は悪質な探偵の見分け方も参考にしてください。特定の会社名は、この記事では挙げません。

相談の例:調査を打ち切られ、追加の請求まで来た

  • まず、調査日時を依頼者が予約する形で、空振りでも料金がかかる契約だったかを確認する。空振りの割引や保証があれば、契約書に書かれているはず。
  • 会社の都合で調査を打ち切ること自体は、契約の定めによってはありうる。その扱いは、契約前の説明書面に書かれているはずなので、書面を見直す。
  • 調査員が対象を見失った分の料金を取るかどうかは、会社の考え方による。取らない会社もある。
  • 見失った場面は、誰が調査日を決めたか(依頼者か、会社か)も判断材料になる。

大事なのは、契約書面にどう書かれているかです。口頭で「大丈夫です」と言われていても、書面になければ根拠になりません。この相談の妻は、契約時に空振りの扱いを確認した記憶がなく、あとから契約書を読み返すことになりました。契約前の質問が、あとからの不信感を防ぎます。

ここで気をつけたいのは、請求への対応です。納得できない請求があるときは、押印する前に契約書面を持って、弁護士や自治体の消費生活の相談窓口に相談してください。

「高い・安い」より、費用対効果で見る

調査費用は、安ければいいというものではありません。安さだけで選んで、証拠が取れなかったり、追加料金が増えたりすれば、結果として高くつきます。一方で、費用をかけたからといって、証拠が取れるとは限りません。調査は結果を約束できるものではないからです。

そこで、見積もりの前に、取れそうな慰謝料の額と並べて考えておくと、判断がぶれにくくなります。

相談の例:探偵費用が100万円、慰謝料の見込みは50〜100万円

探偵費用と弁護士費用の話を、複数の相談からまとめた例です。

  • 婚姻期間が長くない場合、慰謝料は50〜100万円程度が妥当なラインになりやすい。裁判でもその程度に収まりそう。
  • 弁護士を入れない方法もある。内容証明は自分で作って送れるし、相手が分割払いを求めたら話し合い、合意できたら示談書(と公正証書)をきちんと作る。
  • 相手が「払わない」と回答してきたら、そこで弁護士に切り替える人が多い。
  • 行政書士に書類づくりを頼むのは、自分で進めるのと弁護士の中間のイメージ。

別の相談では、慰謝料は100万円台前半と見込まれるのに、探偵と弁護士の費用が合わせて200万円近くかかる見通しになり、「結局、泣き寝入りかと思った」と話す人もいました。また、浮気相手に請求して、30万円の一括払いは無理と言われ、分割で支払いが1年半ほど続いたという例もあります。金額が取れても、回収に時間がかかることがあるわけです。

ここで言いたいのは、探偵に頼むのをやめるべき、ということではありません。証拠がなければ、そもそも請求が始まらないからです。証拠がないと、弁護士は成功の見込みが立たず、動きにくいのが実情です。ただ、証拠にかける費用の上限は、慰謝料の見込みと、そのあとの弁護士費用をふまえて決めておくと、後悔しにくくなります。

慰謝料の相場は、離婚しない場合の慰謝料相場で確認できます。内容証明を自分で出す場合は内容証明郵便の書き方と送るタイミング、払ってもらえないときは慰謝料を払ってもらえないときが参考になります。

費用が出せないときは

「パートの収入では、とても払えない」という人は少なくありません。婚姻費用の調停が長引いて、探偵の費用まで回らない、という人もいます。親に借りて費用を作る人もいますが、慌てて借りる前に、見積もりを比べ、調査日を絞って総額を下げられないかを検討してください。

先に弁護士に無料相談をして、どんな証拠があれば請求が通りやすいかを聞いておく方法もあります。何を押さえればよいかが分かれば、調査を短く、小さく組み立てやすくなります。探偵と弁護士のどちらを先にするかは、探偵と弁護士、先に相談するのはどちらにまとめています。

証拠の「強さ」と費用の関係

費用をかけるなら、証拠として足りるものを狙う必要があります。裁判では「二人が性交渉をしていたと考えるのが自然か」が見られます。

  • ラブホテルへの出入り、ビジネスホテルへの宿泊、自宅への宿泊が複数回あるものは、強い証拠になりやすい
  • 毎日のLINEや、毎日会っていること、手をつないでいることは、「親密な交際関係」までしか認められない場合がある
  • 朝、車で送ってもらって帰ってきた、というだけでは、証拠価値は弱い。その一連の流れを撮影してはじめて意味が出る

「LINEと顔写真しか手元にないが、慰謝料は取れるか」という相談には、相手(夫と浮気相手)が認めない限り、取るのは難しいというのが答えです。確実な証拠として、現実的には、密室で二人きりの長時間滞在の証拠、代表的にはホテルの出入りの写真を押さえることが挙げられます。

調査費用を無駄にしないためには、ここを意識して、調査の目的を「どの場面を押さえるか」まで絞って依頼することです。枚数の目安は、ホテルの出入り写真は何枚あれば足りるかで書いています。

よくある質問

気になるところを、質問ごとにまとめました。質問をタップすると、答えが開きます。

相談だけでもお金はかかりますか?

無料の会社が多いと言われますが、会社によって違います。申し込む前に、相談料がかかるか、見積もりは無料かを確認してください。

1時間あたりの費用の相場はいくらですか?

1時間あたり2〜3万円程度が目安です。ただし、調査員の人数、車を使うか、実費がどちら持ちかで、総額は大きく変わります。時間単価だけで比べず、総額の見積もりで比べてください。

証拠が取れなかったら、費用は安くなりますか?

証拠が取れたかどうかで費用が変わらない会社が多いと言われます。完全な成功報酬を採る会社は少数です。空振りのときの割引や保証があるかどうかは、契約前に書面で確認してください。

見積もりより高くなることはありますか?

延長料金や実費、身辺調査などの別料金で、増える場合があります。どんな場合に追加費用が出るのか、上限はあるのかを、契約前に書面で確認しておくと安心です。

分割払いはできますか?

会社によって対応が違います。契約前に、支払い方法と、途中で解約したときの扱いを聞いておいてください。

まとめ

  • 費用は1時間あたり2〜3万円程度が目安で、調査員の人数や日数で総額が決まる。数十万円規模になることが多い。
  • 空振りでも料金がかかるのが一般的。調査日を絞れるかどうかが、費用を大きく左右する。
  • 比べるときは、総額・実費の扱い・追加料金・打ち切りの条件を、契約前に書面で確認する。
  • 見積もりの前に、取れそうな慰謝料の額と並べて、費用の上限を決めておく。
  • 押さえたいのは、ホテルの出入りなど肉体関係を推測できる場面。調べる場面を絞るほど、無駄が減る。

費用が不安なのは、とても自然なことです。何社かの見積もりを見比べて、納得できる形を、急がずに選んでください。

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