探偵の選び方と無料相談の使い方|契約前に確認する7つのこと

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探偵に頼もうと決めたものの、数が多くて、どこを選べばよいのか分からない。そんな状態で検索している人は多いと思います。費用は安くないので、慎重になるのは当然です。
この記事では、探偵を選ぶ前に決めておくこと、契約前に確認する7つのポイント、無料相談を使って比べる手順を整理します。特定の会社をすすめるものではなく、どの会社に相談するときにも使える確認の軸です。調査の結果は、どの会社でも約束できません。その前提で読んでください。
先に結論:「会社の名前」より「確認の順番」で選ぶ
- 探偵業は、公安委員会への届出が必要な仕事です。まず届出を確認します。
- 料金は、総額で、書面で確認します。「1時間あたり」の表示だけで決めません。
- 「必ず取れる」「失敗しない」とうたう会社は避けます。調査は相手の行動しだいで、取れない日もあるためです。
- 相談は無料の会社も多いので、2〜3社に同じ状況を伝えて、見積もりを比べます。
- その場で契約しません。 持ち帰って、落ち着いて決めて大丈夫です。
探しはじめる前に、3つだけ決めておく
会社を探す前に、次の3つを決めておくと、相談がスムーズになり、見積もりも比べやすくなります。
- 何のために調べるのか。 慰謝料の請求、離婚の話し合い、離婚しないで話し合う材料、事実を知りたいだけ、など。目的で必要な証拠の強さが変わります。
- 使える予算の上限。 上限を決めずに相談すると、話が大きくなりがちです。無理な借入は避け、払える範囲で考えます。
- 調べたい日や場面。 会う予定が分かっている日があれば、調査日を絞れて、費用を抑えやすくなります。整理の仕方は探偵に最初に伝える情報の整理にまとめています。
契約前に確認する7つのポイント
次の7つは、どの会社にも同じように確認できます。分からない点は、遠慮なく質問してください。きちんと答える会社かどうかも、判断の材料になります。
| 確認すること | 見るところ |
|---|---|
| 1. 探偵業の届出 | 公安委員会への届出があるか。届出証明書が営業所に掲示されているか。届出番号を確認できるか |
| 2. 契約前の説明 | 契約の前に、重要事項を書いた説明書面をもらえるか |
| 3. 料金の総額 | 人件費、車両費、機材費、報告書作成費、交通費、延長料金まで含めた総額の見積もりか |
| 4. 料金体系 | 時間制、パッケージ、成功報酬型など、どの形か。何をもって「成功」とするか |
| 5. 結果の約束 | 「必ず」「失敗しない」とうたっていないか。取れなかった場合の扱いを書面で説明するか |
| 6. 契約の進め方 | その場での契約を急がせないか。持ち帰って検討することを認めるか |
| 7. 報告書の内容 | 日時、場所、行動が分かる形で報告されるか。写真や記録がどこまで付くか |
1と2:届出と、契約前の説明
探偵業は「探偵業の業務の適正化に関する法律」に基づき、公安委員会への届出が必要です。届出をした事業者は、届出証明書を営業所に掲示する義務があります。
また、契約をする前には重要事項の説明書面、契約をしたあとには契約書面を交付する義務があります。口頭の説明だけで進める会社は、避けたほうが安全です。
3と4:料金は「総額」と「どこまでが成功か」
探偵の料金は、会社と調査内容で大きく違います。数万円からと表示されていても、実際の総額は数十万円規模になることが多いと言われます。「1時間あたりの料金」だけを見て決めると、人数や車両、延長の分で後から増えることがあります。
成功報酬型も、「成功」の意味が会社で違います。何を取れたら成功なのか、取れなかった場合に何が発生するのかを、契約の前に書面で確かめてください。相場の考え方は浮気調査の費用相場で詳しく説明しています。
5と6:結果の約束と、契約を急がせる言い方
調査は相手の行動しだいで、証拠が取れない日もあります。それなのに「必ず取れる」「失敗しない」と言う会社は、正直な説明をしていない可能性があります。「今日決めれば割引」「このあとすぐ着手しないと間に合わない」と急がせる言い方にも注意が必要です。見分け方は悪質な探偵の見分け方にまとめています。
7:報告書は、あとで使えるか
報告書は、調査が終わったあとに、弁護士に相談するときの材料にもなります。日時、場所、誰が何をしたかが、写真や記録つきで分かる形かを確かめましょう。どんな報告書が出るのか、見本を見せてもらえるかを聞くのもよい方法です。
無料相談の使い方:2〜3社に同じ状況を伝える
相談を無料で受けている会社は多くあります。使い方のコツは、1社で決めずに、2〜3社に同じ内容を伝えて、答えを比べることです。
- 状況をメモにまとめる。 夫の予定、会う日の手がかり、すでにある証拠、目的、予算の上限を、紙に書いておきます。
- まずは電話やメールで相談する。 直接会う前に、メールや電話で見積もりの目安を聞きます。直接の面談では、断りにくい雰囲気を出す会社もあるためです。
- 同じ内容を、2〜3社に同じように伝える。 伝える内容を変えると、比べられなくなります。
- 見積もりは、書面かメールでもらう。 口頭だけの金額は、あとで食い違いが出やすくなります。
- 持ち帰って、比べる。 その場で決めません。次の項目で比べます。
比べるときのシート
| 比べる点 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|
| 届出番号を確認できたか | |||
| 総額の見積もり(延長・追加を含む) | |||
| 「成功」の定義と、取れなかった場合の扱い | |||
| 契約を急がせなかったか | |||
| 質問にきちんと答えたか | |||
| 報告書の見本を見せてもらえたか |
金額が最も安い会社が、最もよい会社とは限りません。同じ条件で、総額と説明の丁寧さを並べて見ることが大切です。
相談先を探すなら:無料で相談できる探偵社の候補
ここまでの7つのポイントで、比べる準備はできました。実際に相談先を探すときの候補を、下にまとめます。1社に決めず、2〜3社に同じ状況を伝えて、見積もりと説明を比べてください。 地域や相談の内容で向き不向きがあるので、各社の説明も読んでください。
探偵に頼む前に、考えておきたいこと
探偵への依頼は、必ずしも最初の一歩ではありません。次のような場合は、ほかの相談を先にしてもよいでしょう。
- すでに夫が書面で認めている、証拠が十分にそろっている場合は、弁護士や公的な窓口への相談が先になることがあります。順番の考え方は探偵と弁護士、先に相談するのはどちらで整理しています。
- 自分でできる記録は、自分で行う方法もあります。ただし、無断のログインや位置情報の取得は避けてください。探偵に頼む前に、自分でできる調査とできない調査で説明しています。
- 依頼するとなったら、夫に気づかれないようにすることも大切です。探偵に依頼すると夫にバレる?も参考にしてください。
また、調査には空振りもあります。結果は約束できません(浮気調査が失敗するとき)。予算の上限を決めたうえで、無理のない範囲で進めてください。
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広告から相談する場合も、同じ7つのポイントで確認し、必ず2〜3社を比べてから決めてください。紹介している会社の料金やサービスは変わることがあるため、申し込みの前に、公式の情報を確認してください。
よくある質問
気になるところを、質問ごとにまとめました。質問をタップすると、答えが開きます。
探偵は、無料相談だけで断ってもよいですか?
断って大丈夫です。相談は、依頼を前提にするものではありません。見積もりを比べてから決めたい、と伝えて問題ありません。断りにくい雰囲気を出す会社は、避けたほうがよいでしょう。
大手のほうが安心ですか?
大手かどうかより、届出、総額の見積もり、契約書面、説明の丁寧さで判断するのが確実です。規模の大きさは、品質を約束するものではありません。
成功報酬型なら、損はしませんか?
成功の意味が会社で違うため、一概には言えません。「何が取れたら成功か」「取れなかった場合に何が発生するか」を、契約の前に書面で確認してください。
何社に相談すればよいですか?
2〜3社が目安です。1社だけだと比べられず、多すぎると疲れてしまいます。同じ内容を伝えて、見積もりの出し方や説明を並べて見てください。
契約したあとに、やめたくなったらどうなりますか?
解約の条件や、返金の扱いは、会社と契約によって違います。契約の前に、解約と追加料金について書面で確認しておきましょう。
まとめ
- 探偵は届出の確認から始める。契約前の説明書面と、契約書面も確かめる。
- 料金は総額で、書面で。「成功」の意味と、取れなかった場合の扱いも確認する。
- 「必ず」とうたう会社や、契約を急がせる会社は避ける。
- 無料相談は2〜3社に同じ状況を伝えて、見積もりと説明を比べる。その場では決めない。
- 予算の上限を先に決め、無理のない範囲で進める。
焦って決めなくて大丈夫です。比べる時間は、あなたの選択を守るための時間です。
この記事の情報源
- 探偵業の業務の適正化に関する法律(2026年10月14日確認)
- 弁護士法(第72条)(2026年10月14日確認)



